「ものづくり道場2016」ワークショップ進行レポート

皆様こんにちは、理事の日高です。加藤会長に続きまして、ものづくり道場についてのレポートです。

工業試験場デザインチームでは2016ものづくり道場の第2部・ワークショップ部分などの企画・進行をさせていただきました。
加藤会長のご報告にもある通り、第1部の山村先生のご講演に続くワークショップでは、山村先生によるシステム看板開発の事例を題材に、皆さまにもご参加いただいた当フォーラムの「山村塾」の簡略バージョンを用意してのぞみました。
内容は、システム看板開発のストーリーを細分化したものを、KJ法的にグループ化しながら小見出しを付けていき、その結果を4人1組のグループで共有しつつ、最後はグループごとに山村先生への質問をまとめるというものです。個人ワークシートを使うことで、本家「山村塾」よりも短時間かつ気軽に、山村流デザイン思考を深く学んで頂けるものになったと思います。

参加者のアンケート結果では第一部の山村先生の講義も含めて大部分の方から「とても参考になった」と感じていただき、具体的な感想として「開発のプロセスをじっくり学べた」、「考え方の流やポイントがわかった」という声をいただきました。また、質問に対する山村先生からのご回答コーナーでは、一時間近くに渡り、これまで以上にデザイン活用の具体的なノウハウに踏み込んだ話をしていただきました。
参加者からは「デザインとは何なのか、デザイナーの存在意義などが良く理解できた」というご感想もいただくなど、とても有意義なワークショップになりました。

今回のようなワークショップは、少人数でも開催できますので、また当フォーラムでも希望者が集まれば随時開催したいと考えております。また、社員研修などにもご活用いただけると思います。ご希望の方は事務局までリクエストをお寄せください。

(理事 日高青志)