コラム:デザイン道(どう)でしょう   ◇まずは、桑原会長から初回のメッセージ!

(メルマガvol.10より)

新コラム:デザイン道(どう)でしょう
◇まずは、桑原会長から初回のメッセージ!


本号よりデザインの可能性について話題を投げかけるフリーコラムコーナーを設けました。役員メンバーに限らず、会員から広くコラム原稿を募集します。
今回は、初回と言うことで、桑原会長から一言いただきました。


HDMF会長の桑原です。
会員皆様はこのGWをどのようにお過ごしになられましたか?今年の桜は「開花宣言」即、「満開」そして「葉桜」と足早に過ぎ去った感がありませんか?
万葉集に、「あしひきの山桜花(やまさくらばな)、日(ひ)並(なら)べて、かく咲きたらば、いと恋(こ)ひめやも」(山部赤人)(訳:もしも山の桜が何日も咲いているのだったら、こんなに恋しいとは思わないでしょうに)とあります。
あっという間に散ってしまう桜だからこそ、愛(いと)おしむ、愛(め)でるという愛惜の念、独特の感性が、日本人に芽生えたのでしょうか・・・!?

さて、連休でひと心地ついたところで、本道を取り巻く環境に目を転ずればどうでしょう?喉元に突きつけられた匕首さながらに、TPP問題、今夏の電力不足と矢継ぎ早に押し寄せてくる難事にどう対峙するかが問われています。
こんな時にこそ、デザインマネジメントの奥義を尽くし、巨大な津波にも耐えた「奇跡の一本松」 のように「しなやか」に時流に逆らわず、むしろ時流を利用しイノベーションの「波に乗る」
こんな芸当ができやしませんかね!?

デザイン どうでしょう!お後が宜しい様で・・・

(HDMF会長  桑原 聡)

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