コラム ◇『行動観察』の手法をビジネスの現場へ!

(メルマガvol.1より)

デザインマネジメントコラム
◇『行動観察』の手法をビジネスの現場へ!


本メルマガでは、HDMF役員メンバーが持ち回りで、デザインマネジメント関連の話題をコラム発信します。
今回ご紹介するのは、「お知らせ」でご案内した「12/21の振り返りワークショップ」で取り上げる「エクスペリエンスデザイン」でも使われる「行動観察」手法です。

この手法は、深く消費者を理解し、「潜在ニーズ」あるいは「インサイト(真の欲求)」を捉えようとする商品開発手法として、工業デザイン分野等で活用されています。製品が使われるシーンや人々の行動を観察し、アンケート調査や質問形式ではなく、状況の観察に徹し、人々の欲求(ウオンツ)に「気づく」ことで課題と解決法を探ろうとする方法です。
このような手法は、商品開発に限らず様々なビジネスの現場でも活用され始めています。

この「行動観察」とは、いったいどんな手法なのか?理解にちょうどいい番組が、テレビ東京のWEBサイトにありました。
見るだけマーケティング~「行動観察」の手法~
http://www.tv-tokyo.co.jp/nms/shincyouryu/post_1897.html
大変おもしろい内容ですので、ぜひ視聴をお勧めします

デザイナーは、観察によって様々な問題解決の手がかりに気づき、その具体的な解決法を推理し、実践します。いわば推理小説に出てくる「探偵」という側面を持っているのです。

(HDMF副会長 高橋尚基)

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