第3回総会・発足3周年記念例会の報告 !  コボの山村先生

(メルマガvol.7より)

第3回総会・発足3周年記念例会の報告 !
(株)コボの山村先生を迎え、実り多い例会となりました


去る9月26日(月)、
札幌市立大学サテライトキャンパスにおいて、
第3回総会、並びに発足3周年記念例会を
開催いたしました。

総会は、委任状を含め21名が出席。
第3期の活動と会計の報告に関してご承認いただき、
また、第4期の活動計画と予算に関しても
ご賛同を得ることができました。

今期の重点活動は、次の3つです。
・HDMFの中期的な展開方向の検討
・デザインマネジメントエッセンス集づくり
・学びの深化プログラム「山村塾」の発足検討

活動に当たっては、役員メンバーが中心となり、
会員の皆様を巻き込みながら、進めていきます。
皆様の積極的な参画を期待しております。

総会終了後は、発足3周年を記念する例会。
30名ほどの参加申し込み、盛会を予感させました。
基調講演では、我らがメンター㈱コボの山村先生を
久しぶりにお迎えしました。
第2期目のセミナー(H22.1.14)以来、一年半年振りです。

「地域におけるデザインマネジメントの今」
と言う演題のもと、環境配慮型製品開発や
伝統工芸を活かした今日的製品開発など
地域におけるデザイン主導型の新事業事例と
その中で意図された戦略的なアプローチが紹介されました。

対談講演では、HDMF法人会員である(株)三晃化学の渡辺社長、
高橋尚基デザイン事務所の高橋代表をお迎えしました。
両氏が取り組んだデザイン導入事例の様子が、
対談形式により赤裸々に紹介されました。

最後のプログラムは、
「見えてきた地域のデザインマネジメント」をテーマとする
パネルセッション。
前半の2つのプログラムで講演いただいたお三方のほか、
私もパネラーとして加わり、テーマを掘り下げました。

山村先生からは、
「カオス状態にある企業の考えを整理し、
分かり易く方向付けるのがデザインの仕事。」
「効率の良いタテ型の産業がこれまでの主流、
これからは、ヨコ型の産業。
ヨコに物事を見て、全体を捉えるのがデザイナー。
デザイナーと企業が良い関係を作れる時代が来ている。」
など、示唆に富むコメントが多々ありました。

渡辺社長からも、
「産産連携は、必要とする人との連携。
新しい可能性は、一見全く必要としないと思われる人との連携
から生まれる。この連携を促す存在がデザイナーかもしれない。」
など、鋭いコメントがありました。

会場と講演者のホットなやり取りもあり、
時間を忘れさせるほどの熱気でした。

その後の交流会でも、
久しぶりに山村先生のご尊顔とモミアゲを拝した会員諸氏は、
一次会ではもの足りず、益々ヒートアップの度を増し、
ホテルのラウンジでの二次会、
更には深夜のススキノにも繰り出したようです・・・!?

山村先生をはじめ皆様から、
3年間続いたフォーラム活動に対しまして、
労いのお言葉をかけていただきました。

記念例会出席者の皆様に回答いただいたアンケートでは、
概ね高評価をいただいております。

第4期から新たな役員として、
(株)ティーピーパックの高原さんを迎えます。
役員一同、心も新たに智慧と汗をかく所存です。
会員の皆様におかれましては、
変わらぬご支援、ご協力をお願いいたします。

(HDMF会長  桑原 聡)

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