#10 作る人と使う人のすれちがい

「ユーザーの視点で考える」というのは、当たり前のようで実は難しいものです。

特にコンピューターなどの複雑なものは、作っている方はわかるのですが、
始めて見るユーザーにとってはちんぷんかんぷんです。
そこでより直感的に、覚えやすく、快適に使えるようにするために、
ユーザーを中心に考える人間中心設計(HCDというアプローチが
コンピューターの一般化と共に発展しました。

デザインでは、様々な視点でものを考えることが重要になります。
デザイナーの考え方は、ユーザーの視点を理解するのに役立つということで
近年ではデザイン思考に注目が集まっています。

(つづく)

 

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